フラーな一日。
突如として大学のセンター広場にフラードームが現れました。ビックリです。聞けば一回生の演習の一環とのこと。こんなのは僕らのときにはなかったなぁ…。正直楽しそうです。
ちなみに上の写真の右の方で轟先生がピースしてます。
午後は住居設計演習のティーチングアシスタントでしたが、後半の課題である幼稚園の参考に米原幼稚園(設計:遠藤周平)と彦根市立若葉小学校(設計:渡辺設計)を見学。何の因果か、またしてもフラードームに遭遇。
フラーの中にもフラーが…
しかし、今日一番の驚きは若葉小学校でした。中庭を中心としたコの字型プランですが、オープンクラス形式に学年毎にフリースペースやテラスがついていたりで、小学生が喜びそうなスペースも多く取られています。また音楽室などの地域でも使える施設は分節配置することで地域に開くことを意識しています。屋外と各クラスとの関係がきちんと取られていますが、少し外に出にくそうなのが残念。これがさっと外に出れるようなら避難経路が大きく確保できる上、気持ちよいだろうなと感じました。なにより興味深かったのが様々まモチーフが使われていましたが、割と破綻せずにおさまっていることでした。あれだけいろいろなコトをするとうざったい印象になることが多いと思いますが、ここではその表情を豊かにしている。集落的なデザインの一つの在り方を示した建築ではないかと思います。
by haruya95
| 2007-06-05 00:21
| 建築