雨と障子
雨の日は読書がとてもよくすすむ。
今日の講義は午後からだったので午前中は部屋で本を読んで過ごした。
それにしても障子越しに差す光は、晴れた日より、今日みたいな雨の日や少しどんよりした日の光の方が魅力的だなと思う。晴れた日はいくら障子が和らげるからといっても日の光が部屋中を否応なく満たしてくれる。それはそれで快適だとは思う。しかし、雨の日の光は不思議な質量感をもって部屋に光を差し込める。そのとき障子は、紙という物質を離れて、光の触媒として神秘的な色を帯びる。
暗すぎず、明るすぎず…。雨が心地よいリズムを刻んでくれる。
個人的には日本の木造建築には雨がよく似合うと思う。元来大きな屋根と庇に覆われた、日本の住空間においては、さんさんと太陽が照る日よりも、雨の日に室にて差し込むほのかな光に雨音を愉しむのも一興ではないかと思う。
今日の講義は午後からだったので午前中は部屋で本を読んで過ごした。
それにしても障子越しに差す光は、晴れた日より、今日みたいな雨の日や少しどんよりした日の光の方が魅力的だなと思う。晴れた日はいくら障子が和らげるからといっても日の光が部屋中を否応なく満たしてくれる。それはそれで快適だとは思う。しかし、雨の日の光は不思議な質量感をもって部屋に光を差し込める。そのとき障子は、紙という物質を離れて、光の触媒として神秘的な色を帯びる。
暗すぎず、明るすぎず…。雨が心地よいリズムを刻んでくれる。
個人的には日本の木造建築には雨がよく似合うと思う。元来大きな屋根と庇に覆われた、日本の住空間においては、さんさんと太陽が照る日よりも、雨の日に室にて差し込むほのかな光に雨音を愉しむのも一興ではないかと思う。
by haruya95
| 2007-06-09 02:31
| 建築