ビッグウイング
研究室0Bの水野智博さんも同席されての社内見学ツアーです。
フジテックはエレベーターとエスカレーターを専門に扱う、
現在国内における大手5社のうちの一つです。
これまでは技術面での開発競争を行っていたそうですが、
今では安全、安心を第一に研究開発に取り組んでおられるそうです。
一通りの説明を受け、いざ実験棟へ。
1段階目のは地上130mまで、ほんの20秒ほどで着きます。
展望室まで分速600mの超高速移動だそうです。
あまりに早すぎるのと、加速が滑らかなために実感がありません。
ただドアが開くと…
今日は少し曇り気味でしたが、それはもう絶景。
是非晴れた日の夕暮れなんかも見てみたい!!
それで、どれくらい高いかというと…
地上150mから下がみれます。
この後、工場内の生産ラインを見せていただきましたが、当然撮影禁止。
最後に質疑応答の時間を取っていただきました。
すごく身近にあるのもだけに、とても多くの質問がでていましたね。
ひとつ気になっていたのは、エスカレーターの形態のヴァリエーションがほとんどないこと。エレベーターのようにスペースを昇降させるためのBOXというのはなんとなくわかるのですが、エスカレーターにはまだ他の形態があってもいいんじゃないかなと…。
やはり階段としての原型から来ているようで、現在はあのカタチがアイコンとしてあるそうです。
しかし、法的な縛り等はないそうなので、違うものも可能だそうで…。
こうしたところにデザインの入り込める余地はあるのかもしれませんね。
そういえば、彦根のナフコには斜めの動く歩道があったなぁー。
by haruya95
| 2008-06-03 22:40
| 建築