95's Diary

95の徒然なる日記です。
<   2007年 08月 ( 11 )   > この月の画像一覧
龍安寺中毒
ふと思いたって龍安寺に行ってきました。

龍安寺は、僕が心底すばらしいと思う最高の建築の一つです。たまに中毒的に見たくなります。何度行っても格別の想いがします。
とはいえ、「龍安寺」は京都の超人気観光スポット。
がやがやがやがやとやたらと騒がしい。

えぇい、黙るか帰るか、どっちかにせぃ!!?

…とはいえず

人の切れ間に訪れる一瞬の静けさをひたすら待つ始末…。

しかし、今日は石庭を一人で見てやる!
と最後までずっと残っていると、いよいよ閉まる時間が近づくにつれ、龍安寺は静けさを取り戻してゆきます。
そうして僕は龍安寺本来の表情を垣間見た気がしました。
e0125059_2343487.jpg

本当に静かで、風と木々の揺れる音がが心地よく、満ち足りた気持ちに。

しかし、まだ自分がなぜ龍安寺にこれほど惹かれるのかがはっきりとわかりません。
いつの日かわかるまで中毒は治りそうもないです。
[PR]
by haruya95 | 2007-08-31 23:45 | 建築
蛙。
e0125059_045421.jpg

e0125059_052498.jpg

実は写真が大好きです。といっても完全に趣味程度ですが。
基本はデジカメ、おもいつくまま。今回のはなめがねにて
[PR]
by haruya95 | 2007-08-31 00:08 | 写真
はなめがねサークル(コパ篇)
今日は毎月恒例のハナメガネサークルの日です。
今回は実相院と円通寺にいってきました。

実相院は左京区の岩倉に位置し、さりげなく存在していましたが、近寄ってみてるとビックリ!昔に地震でもあったのか、ガッツリと補修されていました。
外からはもちろん、中からもゆがみがはっきりと確認できるほど出ていて、痛々しい。
しかし、少し中に進んでみるとさらに驚きの美しさがそこにはありました。
e0125059_11582729.jpg


戸口から入る深緑は、障子のやわらかなフィルターに通され、蒼く光を放ち、
鈍くも重く輝く板間に反射し、幽玄な光と色彩を放っています。

多くの時間、精進の積み重ねだけが生み出す寂びの輝きを、日本の美しさを感じずにはいられません。
その場に座り込んで、見とれていました。

移動。円通寺へ。

円通寺もどんっとその存在を示すことなく岩倉にひっそりと佇んでいます。
拝観手続きをすると住職がとても興味深い話しをして下さいました。

円通寺は特に借景の有名な庭園のある禅寺です。その背景には比叡山を臨んでいましたが、開発が進行し、景観問題を抱えています。
元来円通寺は写真撮影を禁止していたが、1994年以降は庭園のみ撮影の許可に踏み切ったのだと。
景観問題を抱えるが故の許可。これがなぜだか考えてほしいという。
さっそく庭へ。

感動した。
本物の借景がそこにあったからだ。

絵画的な構成に、見事な背景とそのトリミング。日本人の、庭師の、技の一つの集大成を見たような気がした。
あぁ今見ている景色こそが「借景」というものなのかと…

しかし、よく見ると肝心の比叡山に対して生け垣で隠れているところがある。

そうか…とまた考え込んでしまった。

ようするにこれは延命行為なのだと。
完璧なまでに整っていた景色は癌に侵されはじめた。「豊かな生活」という癌は増々その美しさを蝕み、死ぬ寸前にまでいたった。そのときそれは延命行為を行うしかなかったのだ。

撮影許可に関して僕が感じたことは、相反する二つの強い想いです。

この状況を何とかしたいと強く願う反面、どこかでもう手遅れだということを悟っている。
撮影許可はたしかに共感を得る広報ツールとしてはいくらかの効力を示すかもしれない。
しかし、撮影という行為は死に行く者の記録に過ぎないのではないかと。
ということ。

もしかしたら本当はもう死んでいるのかもしれない。
醜くなろうとも大切な景色を、文化を守ろうとする意志に、

ガガーン、ゴゴゴ、カーーン……

と、無常の鐘の音のように工事に励むクレーンの音が悲しげに鳴り響いていました。
[PR]
by haruya95 | 2007-08-30 09:55 | 建築
一般公開!?
とうとうこのブログを公開しましたー。といっても全然知られているわけでなく一部の友人程度だったのですが。これからはもっとしっかりと書かねば!
もしこのブログを目にした方がおられれば、コメントかつぶやいていただければ光栄です。ご指摘、ご感想お待ちしています。
[PR]
by haruya95 | 2007-08-19 01:08
日本の家
ここ1週間ほどは凄い暑さで、おとついなんかはやたら暑い!と思っていたら日本の観測史上最高気温を記録したとかで、そりゃあ暑いのなんのって。

我が家は田舎の昔ながらの日本住宅なんだけど、さすがにおとついの暑さにはかなわなかったようで、普段外よりも随分涼しい家の中も暑い!暑い!暑い!涼しい図書館に避難していました。
とはいえ、嵐のような暑さのおとついを除けば、やはり我が家は涼しいです。深い庇が直射日光を遮り、陰の空間を風が通り抜け、畳の涼やかな感触が足に心地よく、先人の知恵を感じずにはいられません。
日本の住まいは夏を旨とするとよく言われますが、日本のとくに本州の中部以南についてはまったくその通りだと思います。多湿である日本の気候には、風というものが重要なファクターになってきます。開口の広い日本住宅は風を通しやすく、その通り道も匠にとりいれています。また木造にとって天敵である床下の湿度も、縁の下の空間・高さを十分にとることで風通しをよくすることで腐敗することを防いでいます。

残念なのは近年のバリアフリーの考え方がどうもかたよった印象を受けることです。つまり単純に段差をなくせと。たしかに日本の住宅は車いすには向いていないと思います。しかし、それが一概に悪いとは言い切れないのに、今の大手住宅業者のコマーシャリズムにはまったく共感できません。やれバリアフリー、やれ耐震だのもう少し信念と住宅の文化を持ってほしいと思います。

最近気になっているのは例えば、日頃から慣れ親しんだ日本家屋に住んでいる人がいて、その人に障害ができたときに、どう日本の家が対応できるかということです。たしかに高床式の住居や畳の部屋は車いすや足の不自由な人にはとても大きな障害になります。高床式+椅子座が標準的になってしまった生活スタイルではなおさらでしょう。
しかし、もし伝統的な日本家屋がそうした障害に対応できるとすれば、慣れ親しんだ家をあきらめて立て替える以外に選択肢を持つことができます。慣れ親しんだ家を取り壊すと言うのは考えている以上に精神的な衝撃の強いものです。それはハードディスクの消去に似ています。その家で過ごしたすべてのメモリーを消し去ることであり、身体の故郷を失うことです。しかし家はハードディスクと違い一度取り壊してしまえば、もう元には復元できません。
私の母は、彼女の実家が建替えられたとき、とても寂しそうに「帰る場所がなくなった」とつぶやいていました。

いまさらですが、日本の住宅はとてもよくできています。気候などの環境によって洗練されてきた結果でしょう。もちろんそのままでいいというわけではなく、今の生活スタイルにあった変化は必要ですが、よいものに対してはしっかりと尊重すべきだと思います。
そして日本人には「家」というものをもっとしっかりと考えてほしいと思います。「家」は商品ではありません。僕は「家」がウン千万円とかいったかたちで売られているのがとても気にくいません。家は決して売られるものではなく、築き上げるものです。建てた本人だけの代ではなく、本来は孫の代まで続くものであるということをしっかり意識してほしいと思います。
[PR]
by haruya95 | 2007-08-18 12:20 | 建築
おじさんになってしまった
お盆ということもあり、いとこ達が一同に集いました。

ひとつ上のいとこに第ニ子が生まれたのは3ヶ月ほど前で初めてお目にかかりましたが、なんとも小さい。抱いてみるとおなじ生物とは思えないほどやわらかく弱々しい。しかし、そのくせ父親に似て(?)目に映るものにかたっぱしからメンチ切っています。写真を撮ろうとするとサービス精神からかファイティングポーズまでとってくれました。お前は亀田弟か?…(ちなみに女の子です。)
e0125059_10231777.jpg

彼女にはお姉さんがいます。今は3歳くらいだったと思いますが、このころの子供はとりあえずよく動く。ただ走り回っているだけでとても楽しそうです。
私たちは自分の身体はある程度コントロールできることを知っています。そのことに気付くのがおそらくこの年齢なんじゃないかなと思う。まるで自分の身体を新しく手に入れたおもちゃのように、無邪気に暴れ回る様はそんなふうに思えてきます。そしてせっかく手に入れた最高のおもちゃで何ができるか、どこまで遊べるかを全身で感じ取っているようです。
自分が人間という生物であることに気付くのもこのあたりの年齢かもしれないなと思いながら、一緒に戯れていました。
[PR]
by haruya95 | 2007-08-15 10:24 | 徒然…
日焼けにより…
脱皮中です。しばらくおまちください。
[PR]
by haruya95 | 2007-08-13 01:58 | 徒然…
アインシュタインLOVE
茂木健一郎氏のブログを見て大丸梅田のアインシュタインLOVE展へ。

勉強不足な僕にもわかりやすく、おそらく夏休みの子供達をターゲットにしているのであろうが、大人でも十分に楽しめる。

アインシュタインといえば「特殊および一般的相対性理論」をまず思い浮かべるだろう。
しかし、昔の僕には??で。どちらかといえば「E=mc2」の式が衝撃的だった。それは質量と光速をかけるとエネルギーになるという。たしかにそれは一片の世界観を変える出来事だった。

僕がアインシュタインに特に惹かれるのは、物理学的業績とかではなく、ただとても人間っぽいのだ。こういう表現は適切じゃないかもしれない、しかしうまいコトバも見つからない。
科学者に限らず、偉い業績を残した人というのはどこか人間離れしたところがある。
しかし、この展覧会を見ていると一人の人間としてのアインシュタインが見えてくる。とても繊細でコミカルで暖かい彼の人柄がうかがえる。
[PR]
by haruya95 | 2007-08-10 10:13 | アート
佐々木ゼミな一日。
昨日の日焼けがまだ痛む中、大阪の街を自転車で移動。

人間文化学部、生活デザインの佐々木一泰先生とゼミ生あわせて10名ほどの小さな団体でショールームなどをまわった。

午前、ENDOのショールームへ。

入ってビックリ!部屋ごと上がるようなエレベーターが!
しかも親切にもソファーまでセットされている。
もちろんそれにのって上層階へ。

意匠系のシェードの説明の後、証明に関するレクチャーをしてくださった。
これが、実験室(体験室?)のようなところでされたのでとてもわかりやすい!
e0125059_951576.jpg

ある特定の色が強ければ、他の色は目には認識できない。
そしてその色に慣れた後、もとの状態に戻してみてもその強烈な印象が、文字通り目に焼き付いていてほかの色にも影響を及ぼしてしまう。

物体の見え方というのは明度、色、気候、その他条件によって万人に万様に映っていることを改めて感じる。

それにしても、ここまでお金をかけるともうコストがどうだこうだという問題はどうでもよくなって、スゴイ!と感激してしまう。

午後、朝日新聞社ビルへ。

途中、三井住友本社ビルに寄る。

唖然…。

驚愕!

恐ろしく広い、舞踏会場のような取引所。
その圧倒的なスケール。
日本の財閥の力を感じた。

と言っている間に朝日新聞社へ。水平の強調されたモダニズムな建築。
この建物ももうすぐ手が入るらしく、すこし残念な気がする。

新聞の製作行程の見学。
その超合理的情報整理システムに驚く。
とくに夕刊には第3版と第4版があるらしく、その〆切の差90分で内容が変わるのである。まさに情報戦争!まさに時間との戦い!

僕はTVのニュース報道に関してはあまり好きではないが、新聞はそれよりは安全なメディアだと考えている。
TVの場合、情報が受けてに対して一方通行的に流れ込むのに対して、新聞は受け手側のの選択の余地が大きい。TVもその部分だけ見なけりゃいいじゃん、と聞こえてきそうだが、TVにはそうさせないための仕掛けがいっぱいある。現代のニュースは特に、過度に刺激的なのだ。僕はニュース報道自体が、次の事件を引き起こす素地をつくっているようにさえ思う。現に事件を欲していないニュース番組なんてのはないよね。

そんなことを考えながらゼミの人達とビールとワインで乾杯!
建築デザイン、生活デザインの両専攻について話し合う。

なかなか内容の濃い一日だった。
[PR]
by haruya95 | 2007-08-09 09:13 | デザイン
海×太陽=火傷!?
建築の学部1回から修士1回まで総勢28名で海に行ってきました。

まさに夏休みといった感じです。

僕はこれまでこういった大きなイベントにはあまり参加できていなかったのでかなり新鮮でした。

午前に敦賀に到着して早速、ドボーン!

何年ぶりかの海でしたが、さすがにしょっぱい!
そんな当たり前のことを痛感していました。

そして照りつける太陽と白い砂浜。

日焼けの怖さも痛感しました。

e0125059_0351615.jpg

写真は2日目の朝、疲れ切った皆です。
[PR]
by haruya95 | 2007-08-09 00:35


by haruya95
プロフィールを見る
画像一覧
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
profile
久郷 晴哉(クゴウハルヤ)
haruya kugo

1984年生まれ。

2007年
滋賀県立大学 環境科学部
環境・建築デザイン専攻
卒業
2009年
同大学大学院 環境科学研究科
卒業

現在はデザイン関係の仕事に
ついてます。

TOKYO POLAROIDS
SHIGA アカロイド



Links
ブログパーツ
カテゴリ
以前の記事
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧