環境と建築
環境が建築によって破壊されるのではないかという疑問を、以前はもっていました。
建築を建てるという行為はたしかに一時的に環境を激変させるものです。
それは土地を造成しなければ基礎はできないし、工事をしなけりゃ建てることもできません。
それはそうですよね。
そのことにずっと矛盾を感じていたのですが、最近は感じ方が変わってきて
建築は文化や伝統を含めた環境を持続可能なカタチにするものだということが
今日ある人と話しているなかで、はっとでてきて
自分の中ではとても腑に落ちました。
環境というものは何も自然環境だけをさしているものではなくて、自分を含めたものだということはプロダクトデザイナーの深沢直人さんがよく説明の中で使っておられることですが、それを聞いたあたりから変わってきたように思います。
いまでは文化や伝統、風習なんかやいろんなものをひっくるめて環境だということに自分の考え方が変わってきました。
それをケンチクすることで途切れさすのではなく、未来に繋げてこそ「建築」だと思います。
最近はよくエコをうたっているケンチクやコマーシャルに「それってエコロジーじゃなくてエコノミーだろっ」とツッコミたくなります。
環境と言うコトバが単なる「商業戦略上の義務的内容」や「経済主義のカモフラージュ」になるのは残念でなりません。
目先の豊かさや安易な商業主義にとらわれることなく、環境というものをそれぞれが考えるべきだと思います。
環境というコトバは流行りで使うにはあまりに危険で、あまりに重要で、あまりに身近なテーマだと思います。
建築を建てるという行為はたしかに一時的に環境を激変させるものです。
それは土地を造成しなければ基礎はできないし、工事をしなけりゃ建てることもできません。
それはそうですよね。
そのことにずっと矛盾を感じていたのですが、最近は感じ方が変わってきて
建築は文化や伝統を含めた環境を持続可能なカタチにするものだということが
今日ある人と話しているなかで、はっとでてきて
自分の中ではとても腑に落ちました。
環境というものは何も自然環境だけをさしているものではなくて、自分を含めたものだということはプロダクトデザイナーの深沢直人さんがよく説明の中で使っておられることですが、それを聞いたあたりから変わってきたように思います。
いまでは文化や伝統、風習なんかやいろんなものをひっくるめて環境だということに自分の考え方が変わってきました。
それをケンチクすることで途切れさすのではなく、未来に繋げてこそ「建築」だと思います。
最近はよくエコをうたっているケンチクやコマーシャルに「それってエコロジーじゃなくてエコノミーだろっ」とツッコミたくなります。
環境と言うコトバが単なる「商業戦略上の義務的内容」や「経済主義のカモフラージュ」になるのは残念でなりません。
目先の豊かさや安易な商業主義にとらわれることなく、環境というものをそれぞれが考えるべきだと思います。
環境というコトバは流行りで使うにはあまりに危険で、あまりに重要で、あまりに身近なテーマだと思います。
by haruya95
| 2007-10-23 04:02
| 建築